ここから旅立つあなたを
引き止める如く暗雲が立ち込める
それでもあなたは行くのですか
一体何処へ何を探し求めて
誰に逢いに行くのですか

愛し合う事の意味
近頃やっと解って来た
与えるだけでなく
与えられるだけでもない
与え合う事が
大切なんだって事

「結婚しようよ」
あなたの口からは一度も聞けなかった
「結婚したいな」
この人の口からは飽きるほど聞いた
私が本当に聞きたかったのは
この人じゃなくあなたの言葉だった

誰かを憎む事より
許す事の方が
よっぽど気が楽って
気付いてから
心が少し軽くなった

落ち込んだり辛い時に
頑張ってと言われる
ある程度軽いものなら
励まされる
でも本当にしんどい時の
頑張ってという言葉は
ある種言葉の暴力に近いと
感じてしまう
だって
今以上頑張れないから
どん底にいるんだもの
言葉は使う相手や
場合によっては
優しさにも武器にもなる

あなたはきっと
可愛いわがままなら
許されるって思ってるんでしょう
可愛いわがままでも
何度も続くと
許されないって知らなかったの
無知なあなたが
可愛いと思う反面
一緒に居ると疲れるよ

あなたの求める「愛」と
私の求める「愛」は
似ているようで違うものだわ
あなたの求める「愛」を
押し付けられても私は困るわ
だって…
求める「愛」が違うんですもの

伝えたい気持ちがある　
私の思想や思考を
あなたには伝えたい　
あなたには理解して欲しい　
私があなたを誰よりも
理解したいと願うように　
あなたにも私を誰よりも
理解して欲しいと願う　
この気持ちは我儘ですか

あなたがこの世に産まれた事
あなたに出逢えた事
今こうしてここで
愛し合える事
全ての幸福を
神に感謝しよう

ぽつんと落ちた　水滴が
水面に　弧を描く時
あまりの美しさに涙が出そうになる
ぱっと付いた　炎が
木々に　広がる時
自然の恐ろしさにただ々　怯えるだけ
一瞬にして　消える命
目の当たりにする時
人間が小さな生き物だと改めて　認識する
宇宙に生かされる　命
鼓動を　感じる時
人間は　切ない生き物だと　
唇を　噛み締める

降り続く雨
この肩に落ちる冷たい雨の雫
あの人がいた頃は感じなかった
あの人はいつも私を守るように
隣に居てくれたから
あの人がいた頃は
雨の雫の1つさえ
私の肩には落ちなかった
あなたは今は
誰を守っているのですか

こんなに遠い処まで　歩いてきたんだ
ただあなたに　逢いたくて
いろんな波をくぐり抜けて　
隣にきたのよ
その笑顔に　逢いたくて
宇宙中探しても　見つからない
手が届かない物もあって
そんな時はいつも
あなたが私を大きな手で導いてくれる
もうあなたしか見えてない
私の心は求めてる
温もりを優しさを切なさを

初めて君に逢った時に
引き込まれてしまった
君はとても不思議な人
物の見方や考え方とか
人とは違う君独特の世界がある
その 君独特の世界に
吸い込まれてしまった
君の世界に
もう抜け出せない
君独特の世界

私の心を揺らすもの
それはあなたの言葉の
ひとつひとつ
あなたの存在
そのものだった

あなたが居ればそれでいい
そんな言葉を飲み込んだ
離れて行く月のように
あなたにさよならした
ふたりを照らしていたあの月は
遥か遠くで今は別の人を照らしてる
出逢ったあの頃はこんな風に
愛が消えるなんて思いもせず

あなたのしゃがれた声
ごっつい指
無邪気な笑顔
真剣な眼差し
怒った時の顔
さりげない優しさ
可愛いわがまま
あなたに腕に抱かれると
凄くほっとする
でも嫌い
だって離れてる時が辛いから…
だからあなたの全てが
好きだけど嫌い
そしてそんな風に考える
自分も嫌い

愛し合うふたりに
言葉は要らない
愛し合うふたりの
永遠の時間を刻む
心の中の時計

始まりは激情
落ち着くと愛情
終る時は火が消える
始める事も続ける事も終る事も
自分達が決める
恋って複雑だけど
実は単純なものかも

ホットコーヒーとホワイトチョコ
1人でくつろぐ時間と皆と一緒に居る時間
時間によって変わるいろんな色の空
夜空に浮かぶ星と月の輝き
あなたの笑顔と声
私といる時のほっとした顔
あなたと居る時の私の笑顔と声
ほっとした顔

幸せになりたいと嘆く人は
本当は自分が幸せだと気づいていない
不幸せな人は幸せになりたいと
考える心のゆとりがないのだから
幻にどっぷり浸かって
自分の事や周りの事がよく見えてない人が
本当に不幸せな人
現実をしっかり見つめて
嘆いているだけなら
自分を良く理解している証拠
幸せな人だという証